生まれた時からロスタイム

少数派の人生や、ちょっと人と違うかもしれない考え方などを紹介していきます。

心のブロックは論理的思考で外してゆく

私は何かやりたいことがある時に、妙な罪悪感があったり抵抗感があったりします。

例えばお金。ライブに行きたい、旅行したいと思うと、自動的に「お金を使うことは悪いことだ」と頭の中に浮かびます。

 

ライブに行きたい=お金を使う=悪いと責められる=反対される=行ってはいけない

 

まあ、こんな感じです。うちの両親が何かにつけて私がやりたいことに対し難癖をつけてきたことが原因です。ちゃんと働いていて、毎月お給料を貰っていて、多少貯金ができていて、2~3万くらい使っても生活に支障がないことが確認できても、この感情は消えません。

 

原因が判明したからと言って、さらっとお金が使えるようになるわけではありません。ここから心のブロックを外す作業が必要になります。

 

「チケット代が××××円、入金締め切りは○月○日、給料日は×月×日、およそ△万円予定、生活に必要なのは□万円、よってチケット代の支払に問題なし。」

「ライブは●月●日、交通費は××××円、給料日は△月△日、およそ□万円予定、生活に必要なのは△万円、よって交通費の支払いに問題なし。」

「生活に支障ない金額と確認が取れたので、私がライブに行っても責められない。だからライブに行ってもいいんだ。」

 

ここまでの思考を、ひたすら自分に言い聞かせます。私の解離症状は旦那に対してのみフラッシュバックすると言いますか、うちの親が言いそうなことを旦那が言うように投影されているので、旦那に「ライブに行ってくる」と伝えることが一番大変です。

「ライブに行きたいと言ったら反対される」という大きな心のブロックの解除です。あらかじめ「私はライブに行ってもいい」と、自分で自分にしっかり許可を出しておくとフラッシュバックが少ないです。

 

馬鹿みたいでしょう?でも事実です。こんなバカみたいなブロックを植え付けられてしまったのだから、生きにくいのはしょうがないんです。

 

他にも、私には「やりたいことの優先順位ブロック」があります。「やりたいこと」や「やらなければならないこと」には下記4種があると思いますので、こちらで説明します。

 

①緊急で重要

②緊急じゃないけど重要

③緊急だけど重要じゃない

④緊急じゃないし重要じゃない

 

①は問答無用でできるので置いといて。私にとって「やりたいこと」は②に該当するイメージです。ところが④に何かブロックがかかるものがやって来ると、途端に私はフリーズしてしまいます。

 

年末に不要な書類をまとめてシュレッダーにかけたのですが、これは特に急いでいるわけでもなく、気楽に作業すればいいだけの雑用です。④に該当しますね。

でも旦那から「シュレッダー、いつやるの?」と聞かれた時点から非常にプレッシャーを感じるようになりました。「まだやらないの?」と自動翻訳されているんですね。すると気楽な作業だったはずのものが、途端にブロックがかかるものに変身です。

 

私はブログを書きたかったので、②があったわけですが、④にブロックがかかるものがやってきてしまったのでフリーズです。「ブログ書きたいけどシュレッダーかけずにブログ書いたら責められる。でもブログ書きたい。それを我慢してまでシュレッダーかけたくない」となってしまうんです。

結局、何もできないままに一日が終わり、夕方になって洗濯物を取り込んだり夕食を作ったりする時間となってしまいます。③に該当しますね。そうなると②より優先です。こうして12月いっぱい、タップリ時間があったはずなのに、ろくにブログが書けませんでした。

 

実際にシュレッダー作業をしたら20~30分で終了しました。だから、さっさとシュレッダー作業を終わらせてブログを書けばいいことです。何なら、ブログを書いてからシュレッダーかけても夕食の用意は間に合います。

 

これも結局、論理的思考でブロックを外すしかありませんでした。「洗濯物は16時に取り込めば間に合う。シュレッダー作業は30分あれば終わる。じゃ15時半まで自由だ。いま○時だから、あと●時間ある。これだけタップリ自由なのだからブログ書いていても責められない」ひたすら言い聞かせる。

 

他人から見たら、何だかよく分からない理屈を言って作業を後回しにしたり、やりたいことがあるのに一歩踏み出さない人に見えると思います。でも、皆さんの目には見えないかも知れませんが、得体のしれないブロックと闘っているのですよ。

 

もしもあなたのこころに何かよく分からない罪悪感や抵抗感があると感じたら、一度論理的に、できれば数字を使って具体的に考えてみてください。その繰り返しで心のブロックは外れていくと思いますよ。

 

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