生まれた時からロスタイム

少数派の人生や、ちょっと人と違うかもしれない考え方などを紹介していきます。

正しいことを言っていても言い方で損をする人々

昔働いていた会社の女の子のことを思い出したので書いてみようと思います。えー、本人の許可は取っていないので、全力で個人情報を保護した書き方を心がけます…。

 

皆さんの周りにも「正しいことを言っているんだけど真意が伝わらず、残念ながら揉めたり周囲から浮いてしまう人」がいるのではないかと思います。

たいていこんな人は「言い方やタイミングが悪い」ですね。ものをはっきり言うことは何も悪いことではないのですが、言い方を間違えると「喧嘩を売っている」と誤解されたり「人の神経を逆なでする」ことになったりします。

 

ちらっとこの話を旦那にしたら「お前もそうだよ」と言われましたけども…。

全力で自分のことは棚に上げて書いていきます(笑)

 

同僚のAちゃんが、別の同僚Bちゃんの行動にちょっと困った点があったらしく、そのことを切り出しました。

 

A「無断で○○しないでほしいです」

   (私から見た感想:言いたいことは分かるが目くじら立てることじゃない)

B「…ああ、わかりました」

   (私から見た感想:その言い方されたらむっとするのも分かる)

 

ちなみにAちゃんは面倒臭い女で、Bちゃんは自分勝手な女です(爆)

他の同僚は、Aちゃんが正論であれこれ騒ぎ始めると非常に面倒臭いしうるさいので、結構困っていました。私から見ても、彼女は融通が利かないのであまり関わりたくないと感じていました。

 

二人の会話を聞いていると、BちゃんがAちゃんに一言声を掛ければ良かっただけだと感じました。Aちゃんが言っていることは正しいっちゃ正しいけども、わざわざクレームじみた言い方しなくてもいいな、と。

 

→参考例

A「○○する前に一言声を掛けて欲しい」

 

これだけで十分だと思います。

 

Aちゃんは他にも「これが本来のルールなのにどうしてそのように進まないのか?」と騒いでいることも多かったですが、そんなものは脱線したお客さんや営業マンを本来のルール内に誘導すればいいだけのことです。正しさを訴えてみても、相手に伝わらなければ何も変わりません。

私は彼女が揉めている姿を見ながら「へ~、本来のルールはそうなのか」と参考にして、自分の仕事に反映させていました。「こっちの方が簡単、こっちの方が安全」などなど、ごもっともな理由をこじつけて説得していました(笑)

 

つまらない揉め事を起こさずに、つまらない損をせずに自分の意見を言えるかどうかは、下記2点の考え方がベースになると思います。

 

①結果が出れば過程はどっちでもいい

先ほどのAちゃんとBちゃんの会話で言うなれば、Aちゃんの耳に情報が入るようにBちゃんに動いて貰う、という結果が出ればいいだけです。自分が思ったことそのまま言って伝わる場合と伝わらない場合があるので、自分の思いよりも結果に注目しましょう。

 

②無駄に揉めると面倒臭い

嫌われるとかどうとか、そんなことではなく、揉めたら面倒臭いです。必要なことで揉めるならまだしも、つまらないことで揉めるとか本当に無駄な時間です。気を遣うことが増えたら疲れるだけです。自分が楽をするために揉めない選択をするだけです。

 

みんな、もっと適当に!もっと楽をしよう!